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【サルコペニア】加齢による筋肉量の減少を解説!

おはようございます、株式会社ウェルネス医療情報センターです。


突然ですが、『サルコペニア』という言葉を聞いたことはありますか? 

これは加齢に伴う筋肉の萎縮という意味の言葉で、高齢化が進むに従って話題になることが増えてきました。


「年を取ったら誰でも身体は衰えるから当然のことじゃないの?」

「自分はまだまだ若いし年を取ってから気にすればいいや!」

・・・と思った方もいらっしゃるかもしれません。


ですが、筋肉はある日突然衰えるものではなく、少しずつ衰えていくものです。

今回は「加齢による筋肉量の減少」について解説します! 


加齢による筋肉量の衰え 

具体的に、どの程度衰えるのかというと…

・20歳代と70歳代の筋肉量を比較すると男女ともに30%ほど減少
・下肢の筋肉量は、男性で48%、女性で56%の減少


10年で6%ずつ低下すると言い換えると、よりイメージしやすいかもしれません。


筋肉量が低下するとどうなるの? 

では、筋肉量が低下するとどのような影響があるのかというと、転倒や寝たきりになるリスクが上がってしまいます。


具体的には、筋肉量が減少すると椅子から立ち上がりや、歩行時に足を上げることがしにくくなって転倒するリスクが上がります。

さらに、加齢により骨密度が低下した状態で転ぶと、骨折したり、骨折した部位によっては寝たきりになるケースも…。


運動習慣をもとう! 

「面倒だし年を取って困ったら運動すればいいや!」とつい思ってしまいますよね。

残念ながら、筋肉はすぐにはつかないので、体力が落ちる前から運動習慣をもつことが重要です。

だからといって、辛い筋トレを毎日やるのは負担が大きいですよね…。


そこで長く続けやすくなるコツを今回はお伝えしようと思います!

そのコツは、『すでに生活場面で行っていることを少しだけ活動的にすること!』


例えば、以下のような費用があまりかからず時間もそこまでかからないものがおすすめです。

・通勤の時はエスカレーターではなく階段を使う

・週に1回だけ仕事帰りに1駅分歩いてみる

・休みの日の買い物は少し離れたスーパーへ行ってみる


今既に行っている生活場面を少し活動的にするため、ハードルは低めですよ! 

今の生活を少し活動的にして、将来の健康のために『貯筋』を始めてみませんか?






弊社では、検診の代行予約や健康相談サポート等、皆さまのヘルスリテラシー意識向上に向けて様々なサービスを行っております。

ぜひお気軽にご相談くださいませ。



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【参考】

1)公益社団法人長寿科学振興財団 健康長寿ネット「運動機能の老化」
   https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/rouka/undoukei-rouka.html
2)太田美鈴,宮村季浩(2020)40歳代から80歳代における全身骨格筋量の変化についてー5年間の縦断調査からの検討ー,Yamanashi Nursing Journal Vol.18 No.2:7-12



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