【がん検診】症状がないから大丈夫!?すでに進行しているかもしれません…
おはようございます、株式会社ウェルネス医療情報センターです。
突然ですが、日本人の最も多い死因はご存じですか?
…正解は「がん」です。
なんと日本人の男性でしたら4人に1人、女性でしたら6人に1人ががんが原因で亡くなっているのです。
(※国立がん研究センターによる2020年データより)
がんは自覚症状が現れた時には、既に進行していることが多くあります。
早期発見して適切な治療を行うことで、がんによる死亡を減らすことが、「がん検診」の目的です。
「症状がないから受けない」ではなく、自覚症状がないうちに早期に見つけて治療するために、がん検診の受診を検討しましょう。
多くの自治体では、がん検診の費用の多くを公費で負担しており、一部の自己負担のみでがん検診を受けることが出来ます。
以下は、自治体で行われている具体的ながん検診の内容です。
検診項目 |
検診内容 |
対象年齢 |
実施頻度 |
胃がん検診 |
問診+胃部X線または胃カメラ ※ただし胃部X線は当面40歳以上、年1回実施可 |
50歳以上 |
2年に1回 |
肺がん検診 |
問診+胸部X線(+喀痰細胞診)
※ただし喀痰細胞診は、原則50歳以上で喫煙指数が 600以上の人のみ。過去の喫煙者も含む。
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40歳以上 |
年1回 |
大腸がん検診 |
問診+便潜血検査 |
40歳以上 |
年1回 |
乳がん検診 |
問診+マンモグラフィ ※視診、触診は推奨しない。 |
40歳以上 |
2年に1回 |
子宮頸がん検診 |
問診+視診+子宮頸部の細胞診+内診 |
20歳以上
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2年に1回 |
まずはお住まいの自治体でどのようにがん検診が行われているか、自治体のホームページを閲覧されてはいかがでしょうか。
またウェルネス医療情報センターでは、がん検診よりも詳しく検査ができる「PET」のご案内や、健康相談サポート等、様々なサービスを行っております。
ぜひお気軽にご相談くださいませ。
【参考サイト】 1)厚生労働省「がん検診」 2)国立がん研究センターがん情報サービス「がん検診」 |